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熱系

・系の概要

 熱系とは,宇宙での厳しい熱環境において衛星の各機器が正常に動作するように,各機器の温度を制御するサブシステムを担当します.

 

・系の機能

 1. “衛星温度の測定・監視”

熱系の役割の一つに,衛星温度の測定・監視があります.衛星のパネル6面それぞれに温度センサを取り付けており,衛星のパネル温度を測定し異常がないかを監視しています.

 

 2. “バッテリーの温度制御”

  ITF-2の熱系では,機器の中でもバッテリーのみに対して熱制御を行います.バッテリーにはニクロム線が巻かれており,ニクロム線に電流を流した際に発生するジュール熱によって温度を制御します.

 

 

・系の特徴

1. “温度センサ”

  衛星温度測定のためにパネルに取り付けてある温度センサには,パソコンなどの電気製品にも使われるものを利用しています.また温度センサは,接着剤を用いて衛星のパネル裏側に直接接着しています.

熱系_温度センサ(+Yパネル)

温度センサ(+Yパネル)

 2. “バッテリーの温度制御”

  ITF-2で使用しているバッテリーの動作温度範囲は0~40度です.バッテリーの温度は衛星が地球の影に入った時に0度よりも低くなる可能性があるため,これをバッテリーに巻き付けたニクロム線のヒーターで加熱し制御を行います.具体的には,バッテリーの温度が5度以下の状態になるとヒーターがONになる設計です.

バッテリーヒーター

バッテリーヒーター

また,バッテリーの温度監視のために,バッテリーにはパネル温度センサと同じセンサが二つ取り付けられています.接着の方法はパネル温度センサと同様,接着剤を用いています.

バッテリー温度センサ

バッテリー温度センサ

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