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超小型アンテナにおけるチップバランの有用性検討

2015年1月28日 - ITF-2開発
超小型アンテナにおけるチップバランの有用性検討

題目の通りですが、先日2014年12月に行われましたUNISEC総会内、衛星WGで発表させていただきました内容の一部に関してです。

今回、2ポートのネットワークアナライザーをお借りする機会を得ましたので発表内でデータが曖昧になっていた部分を検証いたしましたので、報告させていただきます。

※詳細なデータは、下記PDFファイルをご参照ください。

 

まず、全く同じ条件でアンテナについた二つのコンデンサを回して調整を行います。

トリマコンデンサという非常に小型のものです。

下の四つの図のうち、上の丸い二つはスミスチャートというもので、円の中心に”M1”のマーカーがあれば目標とする周波数でマッチングが取れていることになります。

baran_before

 

 

そして、下の二つのグラフですが、このグラフはどれくらい送った電力が電波として出ていくかを示しています。

下に行くほど電波として空間に出て行きますので、アンテナとして効率が良いことになります。

 

では、衛星に搭載する際に調整する際の環境と異なる条件であることを想定して、両方のアンテナに延長ケーブルを接続してみます。

 

以下、延長後の様子です。

baran_after

どうでしょうか、右はS値(VSWRグラフの縦軸)がエクステンダー挿入後より大きくなっていることがわかると思います。

 

バランを挿入したことで、アンテナの性能は上がったといえると思います。

近日中に実験の様子や、行った実験のうちもう一つを動画でまとめたいと思います。

 

そちらもぜひご覧ください。 (最高画質が4Kですので、FHD環境の方はFacebookが見やすいと思います。いいね! 待ってます。)

 

 

※バラン入れると、マッチングポイントから離れたところのVSWRもいいようです。原因は調査できていません。

※実験への意見、ご感想お待ちしております。

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