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ITF-2の電波を受信してみよう~~手作りアンテナの作り方~~

はじめに

電波は目には見えませんが、現代はスマホ等でその技術が生かされています。電波を受け取り、放出するにはアンテナが必要不可欠で、実はスマホの中にも小型のアンテナが入っています。

 

実は意外に簡単にアンテナは作成することができるのです。百円均一で揃う材料で近くのラジオを聞いたり、人工衛星の電波をとるには十分なアンテナが作れてしまいます。

この資料ではそんな簡単なアンテナの作り方を紹介していこうと思います。

 

(ハサミやカッター、針金を用いるのでくれぐれも怪我には注意して作成してください。)

 

八木アンテナの仕組み

八木アンテナはかつて、宇田新太郎さんと八木秀次さんによって開発されたアンテナで、現在もテレビ放送用のアンテナとして利用されています。おもに以下のように反射機(リフレクタ)、輻射機(給電部、ラジエータ)、導波機(ディレクタ)の素子(エレメント)を並べた構造になっています。基本的にエレメントが多いほど利得は高いものとなります。

必要なもの

・段ボール(Ocm×Ocm程度)

・針金(1.0mm径)

・ハサミ、カッター

・テープ

・定規

・ペン

 

作成手順

1.カット

段ボールを750×30(mm)程度に三本切ります。

針金を5本に切る。このときの長さはそれぞれ①:300mm,②:304mm,➂:306mm,④:335mm,A:533mm程度になるようにしましょう。

 

2.持ち手作成

段ボールに以下の図1のようにしるしを書く。このときなるべく直線になるようにしるしをつけていきます。

図1:しるしの位置

 

その後3本の段ボールをテープでまとめて1本にする。このときにしるしの位置にテープが重なると後で針金をさすときに大変なのでよけてテープで巻くとよいです。

図2:完成した支柱

 

3.エレメント(針金)取り付け

段ボールのしるしをつけたところに1.でカットした針金をさしていきましょう。かたくて刺さらない場合はペンなどで軽く穴をあけてください。

Aの針金は図3のように折り曲げて、長いほうだけさしてください。図3:Aの針金

 

針金の位置が正確なほうがより電波を取りやすいので、ちょうど線対称になるようにさしていくとよいです。

針金をさし終えたら、針金が抜けたりずれたりしないようにテープで止めておきましょう。

 

図4:針金をテープで止める

 

4.針金の調整

以下に気を付けて針金の調整を行いましょう。

・針金がなるべく折れ曲がらず、直線であること。

・上から見たときに左右対称になっていること

・前から見たときに針金が一直線になっていること。

 

5.同軸ケーブルの接続

アンテナの輻射機の部分に同軸を接続する必要があります。

市販の同軸ケーブルは同心円状になっており、内側から導線、被膜、導線、被膜といったような作りになっています。アンテナで捕まえた電波を機器に入れるために、同軸ケーブルを接続しましょう。

市販のものを買ったら適当な長さで切断し、一番外の被膜を剥きます。そのあと外側の導線をはがして、ねじって一つにまとめておきます。内部の被膜が出てくるので、それも剥きます。

このとき内側と外側の導線が触れない程度に内部の被膜をむくようにしてください。

同軸を二股にできたら以下の図のように接続すれば、アンテナとの接続は完了です。

もういったんはドングルに適したコネクタを接続しましょう。

 

参考

同軸ケーブル

最初から二股のもの

コネクタ

6.完成!

電波を取りたい方向に導波機をむけてつかいましょう