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メンバー紹介 (神永守)

神永守

・「結」プロジェクトに加入した理由

宇宙はどこまでも無限に広がる異世界で、その探索はロマンだと思います。

工学にも興味があり、宇宙と工学を学ぶ上で「結」プロジェクトは最適な環境だったからです。

 

・ITF-2開発において特に印象に残っていること

マイコンの組み込みが大変だったことです。

特にメモリ不足のコンパイルエラーへの対処が大変でした。

僕の実装担当マイコンは「電源マイコン」と「通信マイコン」の二つです。

パソコンとは違い、小さなマイコンではメモリが潤沢に使用できません。

開発後期になるとプログラムが巨大化し、メモリ不足で悩まされました。

そのたびにプログラムの修正・動作確認を繰り返しました。

動作確認が取れている個所を全体の省メモリ化のために書き換えることもありました。

インライン展開、アラインメント調整、ビットフィールドなど、調べてわかる限りの省メモリ化手法を用いました。

 

・ITF-2開発において特に苦労した点とその時期

特に大変だった時期が2回ほどありました。

FM開発前のユニバーサル基板上での動作確認とFMの熱真空試験です。

 

前者は、FM実装前にユニバーサル基板でITF-2のFM回路の実装・動作確認を行うものです。

回路の動作確認は本来EMで行うべきことです。

しかし、EMの時点で回路の開発・動作確認が遅れていました。

プリント基板では発注に要する時間や回路の変更のしやすさで不利なため、ユニバーサル基板でFM回路の動作確認を実施しました。

マイコンを中心とするモジュールの製作→試験→統合→試験の流れを繰り返しました。

YouTubeでお気に入りの作業BGMを流しながら、開発室で延々とはんだ付けをしたのは良い思い出です。

大学2年生の夏のことでした。

 

後者は、ちょうど3年生の春Cの試験期間中に行われました。

2週間ほど勉強しつつ、試験しつつの毎日で大変でした。

自宅通学なので、泊りがけ or 帰宅が午後12時を回ることもしばしばでした。

 

・ITF-2開発で嬉しかったこと、感動したこと

一番感動したのは、打ち上げを生で見られたことです。

夜のH-IIB 6号機の打ち上げは大迫力で最高でした。

 

衛星が動いた時はもちろん嬉しかったですが、感動よりも、衛星が正常に起動したことに対する安堵感が大きかったです。

 

・ITF-2が宇宙へ放出されてから1月16日で1週年を迎えた今感じていること

これまでに多くの方からITF-2の電波を受信したとの報告をいただいています。

多くの方に注目していただいているのだなと感動しています。

これからもITF-2をよろしくお願いいたします。