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TSUKUTO

概説
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TSUKUTOとは筑波大学「結」プロジェクトが東京都立大学宇宙システム研究室と共同で開発する1U-CubeSatです。

CubeSatは10cm×10cm×10cmの立方体を1Uとして規格化された小型衛星のことで、我々の衛星はその中でも10cm立方の1Uサイズとなっております。

バス部(衛星の機能の基幹を成す部分)は筑波大学「結」プロジェクトが、ミッション部(特定のミッションを達成するためのモジュール)は東京都立大学宇宙システム研究室が開発しており、この開発形態をミッションピギーバックと呼んでいます。筑波大学「結」プロジェクトでは筑波大の学生が主体となり、開発を行っています。
また、2024年度にはTSUKUTOの打上げに向けたクラウドファンディングを実施し、157名の方から計2,316,000円ものご支援をいただきました。

それぞれの詳細については以下よりご覧いただくことができます。

データ
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TSUKUTOに関する各種データは以下の通りです。

項目 内容
衛星名 TSUKUTO
愛称 つむぎ
開発者 筑波大学「結」プロジェクト
東京都立大学宇宙システム研究室
サイズ 105.8 × 108.1 × 113.5 mm
(1U-CubeSat規格)
質量 約1kg
軌道 LEO(地球低軌道:ISSと同じ軌道)
通信形式 CW・LoRa・FSK
周波数帯 アマチュア無線帯
運用期間 1年間(想定)

現在の状況
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現在はEMの開発を行っております。

EMとはエンジニアリング・モデルの略で、基本設計のもと製作され、各種試験で詳細なデータを得ることを目的としたモデルのことです。
実際に宇宙に打ち上げるFM(フライト・モデル)と同等の機能・設計を有しています。